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FUJI ROCK FESTIVAL’12 - day 3

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ついに三日目、最終日です。
興奮状態だったのか夜はほとんど寝れなかったのですが、11:30からの「ゴジラ・放射能・ヒカシュー」を見るために9:30頃には出発。
苗場に着いて、会場外の物販に並んでみました。
しかし時間がかかりそうだったので、やめて会場に向かいました。
ライヴがあるのはオレンジコートという一番奥にあるステージだったので、移動時間を長めに考えなければなりませんでした。
三日連続で給茶コーナーを利用しつつ。

オレンジコートには時間前に無事到着しました。
ステージにはたくさんの人が演奏する準備がされており、期待も高まりました。
まずはヒカシューの方たちのみで即興音楽のようなオープニングでした。
リーダーの巻上公一さんのテルミン演奏は不思議そのものでした。
手を触れずに演奏できるのですね。
そしてホーン隊などゲストを招いて大所帯化して始まったゴジラ。
お馴染のテーマ曲をたくさん演奏してくれました。
まさか生で聴く日が来るとは、ビデオでゴジラを見ていた時には夢にも思いませんでした。
半日ぶりにキノコホテル支配人のマリアンヌ東雲さんも現れて、ゴジラ対へドラの「かえせ!太陽を」を歌ってくれました。さすがの歌いっぷり。そして美貌。
さらに小美人(僕の世代だとコスモス)の二人が現れて、「モスラの歌」。
歌い終わると「私たちの卵を返してください!」と有名な台詞まで言ってくれました。
続いて小美人はコーラスとアコーディオンになり、ゴジラのメインテーマ。あの鳴き声まで聴こえました。
最後はマリアンヌ様を再び招いて、全員でクラフトワークの“Radio-Activity”
ストップ!と掛け声も入れました。放射能は嫌です。何としても止めなければなりません。

終わると隣のフィールドオブヘヴンに移動し、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団がすぐに始まります。良い流れ。
奇妙さんは名前はよく聞きますが、実際に見たり聴いたりしたことはありませんでした。
ぴったりした白ワイシャツにぴったりしたブルージーンズで、鍛えている感じで肉食モテしそうな人でした。
歌はソウルフル。野外に響き渡る、気持ち良いシャウトを聴かせてくれます。
「サン・トワ・マ・ミー」を歌う姿は忌野清志郎さんのようでした。
バンドのサウンドもソウル・ミュージックのそれで、楽しく気持ち良いです。
「オー・シャンゼリゼ」を合唱したり、軽快なMCを挟んできたり、ライヴの雰囲気もピースフルそのものでした。
これは人気も頷けます。楽しくてかっこいい。
アンコールでは「君が誰かの彼女になりくさっても」という曲を情感たっぷりに歌ってくれました。
ワンダフルボーイズというバンドのカバー曲だそうですね。
もっと聴いていたかったと思うライヴでした。

そのあとはオレンジコートよりさらに奥にあるエリア「カフェ・ド・パリ」に行ってみました。
大きなステージはありませんが、小さなキャバレーめいたテントがあります。
ちょうど中でセクシー美女のポールダンスが始まるところでした。
妖艶でアクロバティックな動きに圧倒されてしまいました。

再びフィールドヘヴンに戻り、カレーを食べつつA 100% SOLARSを眺めます。
ゲストでSalyuさんの歌を聴けて運が良かったなぁと思いつ、アジカンの後藤さんが出てきた辺りでその場を去りました。
グリーンの井上陽水さんが始まるまで時間があったので、一度会場の外を出て再び物販コーナーへ。
さすがにこの時間は空いていました。
しかし売り切れのものが多く、気に入った柄のTシャツをサイズ違いながらも購入。
どうせ家で着るから良いんです。

カフェオレを飲みつつグリーンステージに戻ると、ちょうど井上陽水さんが始まるところでした。
やはり後ろの方では見た気がしない性分なので、前の方へ。
しかしソールドアウトの日曜日のグリーン、物凄い混み具合です。
椅子やビニールシートの間を縫って進みます。あれだけ人がいても場所を取った者勝ちなんですから、変な感じがしました。
これは多くの場所で見受けられましたが、野外だからといってどこでも喫煙して良いってもんじゃないだろうと思いました。「人がいないことを確認してから」と書いたものも見かけましたが、あれだけ人がいたら火を点けるその時はいなくてもすぐに人は来ます。
フジロックは美しいフェスだと聞いていましたが、その点では無法の世界なのかなぁと思いました。

どうにかスペースを見つけ、というかそれ以上前には進めなかったのですが、井上陽水さんの歌を聴きました。
しかし僕は疲れと眠気がピークに来てしまい、かろうじて「少年時代」や「夢の中へ」の時は立ちましたが、大半は座りこんでしまいました。
「最新のリズムの曲をやる」と言って始めたのが「リバーサイドホテル」だったのには面白かったですね。
みんなが求めている曲をやってくれた陽水さん。
全く聴いていない僕でも、知っている曲が多いセットリストでした。
フェスらしいですね。

陽水さんが終わると人の移動があったので、それに乗ってPA前までやってきました。
Jack Whiteの登場です。
その日によって全員男のバンドか女のバンドに決めるそうで、この日は全員が水色の衣装を纏った女性のバンドでした。
それも凄く上手いしパワフルでした。
水色のスーツを着たジャックもキレッキレのパフォーマンスでした。
彼の音楽はちょいちょい聴いていましたが、ストーンズ映画のSHINE A LIGHTのイメージが強すぎて、もっと味のあるブルースな歌やギターをやると勝手に勘違いしていた僕はノリの違いを感じてしまいました。
本当に申し訳ないのですが、この時も眠気で意識は混濁していました。

終わるとそのまま待ってElvis Costello And The Impostersでした。
これまた英国を代表するソングライターのコステロさん。そして前日のスペシャルズのプロデューサーです。
演奏はパンクとかエイトビートのロックといった感じで、予想以上に勢いのあるものでした。
現役バリバリのライヴパフォーマー。
1stアルバムとこじんまりとしたベストしか聴いたことのなかった僕は、もっと静かな大人の音楽といったものを予想していました。
あとアメリカっぽい音だったのもあって、いまいち好みとは違うことがわかりました。

身動きできない状況でしたが、コステロさんが終わるとさらに人が増えました。
あと一時間待ちなんて考えられない状況でしたが、待ちました。
疲れも眠気も限界を超えていた感じでした。
この日は終始一人だったので、こうした待ち時間は辛いものでした。
意外とフジロックって一人で行動している人が少ないので、さびしいものです。
砂糖飴で栄養補給しつつ、どうにか持ちこたえました。

2012年のフジロックの大トリ、Radioheadの登場です。
新しいアルバムの曲から始まりました。
トム・ヨークは日本語を話し、くねくね踊り、思ったより社交的なようです。
ジョニー・グリーンウッドは対照的なcoolさがあります。
音は確かに凄いです。どこまでが打ち込みでどこからが生なのかわからない絶妙なバランス。身の危険を感じるような低音や、回る音など。
こんなライヴ、どうやってするんだろうと思いました。
でも、全然楽しくありませんでした。
周りも楽しそうな人がいませんでした。
伝わってくるものがないのです。
Radioheadには、From The BasementというスタジオライヴのDVDがあります。
当然オーディエンスのないライヴですが、それが成立するバンドなんです。
彼らが部屋の中で緻密に作った音楽を再現する。それを僕らが見ているような感じ。
観客を踊らせたいとか、歌わせたいとか、熱狂させたいとかそういったものは皆無なんだなと思いました。
モッシュピットの中で見れば雰囲気もまた違ったのかもしれません。
あるいは、もっと遠くでゆったり観たら感動できたのかもしれません。
単に僕が疲れすぎていたということもあります。
このバンドに対する謎は一層深まりました。
それでも、好きなIn Rainbowsのアルバムの曲はそれなりに楽しむことができました。
生で聴いてるって凄い。
Radioheadは見てみたかった、体感したかった。しかし、別に好きというわけではないんだと気付きました。
そして、このバンドの魅力は楽しむということとは違うところにあるのだとうっすら思いました。
不思議なことにアンコールがありました。それも二回も。
オーラスは“Paranoid Android”でした。
彼らは僕の心に大きな穴を開けて去っていきました。
つまんなくてわけわかんねえけど凄い二時間だった。

終了後のステージでは、主催のスマッシュの日高さんが出てきて何かを言っていました。
そしてジョン・レノンの“Power To The People”が爆音で流れてきました。
いつもだったら、うおおおおジョン!民衆に力を!人々に勇気を!何て叫びながら一緒に歌うんですが、流れに合わなすぎてそんな気分になれませんでした。

そしてオアシスで一人でご飯を食べました。
食べ終わったころに雨が降りました。三日間全く降らず、出番のなかった合羽を着ました。
雨はすぐに止みました。
そしてまたバスを待って、宿に戻りました。
翌日の朝10時過ぎに宿近くからバスに乗り、16時前には新宿に着きました。
途中、苗場を経由しましたが、終わった会場に土砂降りの雨が降っていました。

三日間フル参加したフジロックが終わりました。
総括するなら、「打ち込みは生音には勝てない」というところでしょうか。
あくまで自分の中ではそういうことなのだと思いました。
打ち込みの四つ打ちより、人間の生の手が作るグルーヴの方が踊れるのです。
そう思った瞬間が何度もありました。

恐らく三日間行くことは当分無いだろうと思っています。
出演アーティスト次第、都合次第ということになるのでしょう。
それだけに今回はとても貴重な機会でした。
80年代の終わりから現在に至るまで、英国音楽の歴史、いわゆるUKロックを作ってきたトップのバンドをヘッドライナーでそれぞれ見れたことは本当に大きなことです。

素晴らしい時を共に過ごせた仲間、そして準備に苦労する僕にアドバイスして下さった方々に感謝したいです。
行けない中、気持ち良く送り出して下さった人達にも。

全てを満喫することができたように思います。
行って本当に良かった。
まるでテレビや雑誌やインターネットの中の話に、何故か自分も混じっているような三日間でした。

フジロック、最高です。

Radiohead@FUJI ROCK FESTIVAL’12
01.Lotus Flower
02.Bloom
03.15 Step
04.Weird Fishes/Arpeggio
05.Kid A
06.Morning Mr Magpie
07.The Gloaming
08.Separator
09.Pyramid Song
10.Nude
11.Staircase
12.There There
13.Karma Police
14.Myxomatosis
15.Feral
16.Idioteque
- encore 1 -
17.Give Up The Ghost
18.You And Whose Army?
19.Planet Telex
20.Everything In Its Right Place
21.Reckoner
- enocore 2 -
22.Bodysnatchers
23.Paranoid Android
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by modsmiley | 2012-08-06 21:56 | 音楽

FUJI ROCK FESTIVAL’12 - day 2

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二日目です。
前日の夜はROSES終了後に友人達とオアシスで軽く食事をし、バスに乗ってそれぞれの宿へと向かいました。
ところがバスに乗るのに2時間以上待ち、結局宿に着いたのは午前3時頃だったと思います。
僕が泊まった宿はツアー会社に割り振られた宿で、ホームページの無い民宿でした。
事前に電話で確認を取りましたが、風呂は温泉ではなく、タオルといった備品は一切ありませんでした。
四人の合部屋でしたが、さすがに夜は疲れ果てているのでそこまで話すこともできませんでした。

朝10時過ぎに起き、11時ごろに出発。
僕が泊まったのはみつまたエリアというところで、苗場からバスで15~20分程度でした。
この日の朝は道が渋滞しており、会場まで待ち時間を含め一時間近くかかったと思います。
越後湯沢駅近くの宿は便利なもののバス待ちが付きまとうので、やはり会場に近い宿が良いということになるのではないでしょうか。

3days通しのリストバンドなので、そのまま会場入り。
お目当ての星野源さんを見に、ヘヴンへ走りました。
かなりの人気(モテ)男のため、向かう道中は混みあっていました。
ボードウォークを急いでいると大好きな「くせのうた」が聴こえてきて、間に合わなかったかと残念な気持ちになりましたが、それもまた風景と馴染んで心地良かったです。
ようやく着くとやはり大勢の人が彼の歌を聴いていました。
フルバンドでの彼を見るのは久しぶりでした。ベースの伊賀さん、ドラムの伊藤大地さん、ペダルスティールの高田漣さん。お馴染のメンバーです。
軽快なMCと共に最新シングルの「夢の外へ」など、素敵な音楽を聴かせてくれました。
苗場、ヘヴンの雰囲気に合っているなぁと思いました。

源さん終了後、ようやく電話が繋がった友人と合流。
食事をしながらそのまま完熟トリオを待ちました。
予定より早く小坂忠さんの声が聴こえてきます。
「このテンポなら~♪」
いきなり「ほうろう」です!このあとにも「機関車」があり、大好きなアルバムからやってくれて嬉しかったです。
あと二人のメンバーは鈴木茂さんと中野督夫さんで、サポートには高野寛さんがいたりと、先ほどの星野源さんに続いて細野晴臣さん周りの人々が集結していました。
このまま細野さんも出ればなぁ、なんて思ったり。
小坂忠さんの歌は本当にソウルフルで、和製R&Bの最高峰といった感じでした。
鈴木茂さんのギターは唸りを挙げるようで、このフェスに集まる世界各国のギタリストに見せつけるかのようでした。はっぴいえんどの「花いちもんめ」も歌ってくれました。
最後は「しらけちまうぜ」。これ以上ありません。歌い踊ってしまいました。
楽しくてしょうがない。

終わるととりあえず「ところ天国」へ移動しました。
川べりで休憩できる場所です。川に入って遊んでいる子供達もいて、何とも平和な空間でした。
カフェオレを飲みながらしばしまったり。

そしてグリーンステージの方へ移動します。
Toots And The Maytalsが演奏していました。
この後に見たThe Specialsの“Monkey Man”はこの方がオリジナルだそうです。
前日のハンバートハンバートも演奏していたし、“Monkey Man”はこのフジロックで3回聴きました。まさにクラシックなんですね。

そのまま移動し、レッドマーキーへ。
CDも買い気に入っていたThe Heartbreaksがすでに演奏していました。
何というか想像通りの音で、近くで見たらそれなりに楽しめるかもしれない感じでした。
前には行けそうになかったので、早々とグリーンステージに戻ることにしました。

合間の時間でガラガラのモッシュピットに入り、Ray Davies & Bandを待ちます。
あの曲はやってくれるのか、あの曲はどうか、と期待が高まりました。
時間になってバンドが登場し、黒いスーツで決めたレイも登場しました。
ステージを駆け回り大きな声を出して会場を煽ります。正直この人にはそんなこと不要な気もしましたが、とても元気な様子が伝わってきました。
セットリストは、期待通りKinksの曲がたくさんで、“I Need You”から始まり“Till The End Of The Day”や“Sunny Afternoon”“Dead End Street”など最高のものでした。
そしてアコギのアルペジオと鼻にかかった声で“Waterloo Sunset”を歌ってくれたのは、このステージのハイライトでした。
優しく歌うと昔のような声が出ます。
ラストは“You Really Got Me”から“All Day And All Of The Night”でお祭り騒ぎでした。
尺を伸ばしての熱演でした。
歌わせたり、煽ったりでレイ・デイヴィスという人はエンターテイナーなんだと思いました。
同時に現役のライヴアーティストであることを認識させられました。
それにしても、60年代のモッズが愛したバンドのヴォーカリストで英国のソングライターとして最高峰の方を実際に見れたことは大きな喜びでした。

続いてThe Specialsです。
これまたレジェンドなバンドの登場です。
スカ・バンド。モッズから派生したスキンズから生まれたツートーン・グループ。
黒人と白人の混合、ルックスだけでも英国の「族」文化の流れを感じることができます。
白人ヴォーカリストのテリー・ホール、陽気な黒人ギタリストのリンヴァル・ゴールディングの煽りによってライヴが進んでいきます。
リンヴァルはストラトでスカのリズムの基本となる裏を刻んでいますが、意外とダウンストロークだったのが発見でした。
そしてオーディエンスは終始踊ります。
ダイブする人もいて、何故か前から人が飛んでくることもありました。昨日のROSESの時も前から飛んできて、一体何が起こっているのか…。
前述の“Monkey Man”や、「ワン、ツー!」を「イチ、ニ!」に変えてくれた“Little Bitch”、1stアルバムの一曲目の“A Message To You Rudy”など、セットリストも文句無しでした。
体を動かさずにはいられない、本当に楽しいライヴでした。
鳴り止まない拍手に応えてアンコールもやってくれました。
モッシュピットの人の入り具合、反応から、思っていた以上に人気があることにも驚きました。

The Specialsが終わると思ったより人が掃けて、すんなり最前列へ。
人生のNoel Gallagher’s High Flying Birdsを迎えます。
Oasisの時からずっと共に追いかけてきた気の合う仲間と今日も、さらに最前列で見ることができる喜びが始まる前から溢れていました。

“Shoot A Hole Into The Sun”が流れ、今宵のグリーンステージのトリが始まります。
ノエルは白いワイシャツとブルージーンズで登場。ジーンズ珍しいような。
アコギをいつもより長めにつまびいて、“(It’s Good) To Be Free”から始まります。
このバンドはとても安定していますが、見る度にバンド感が増しているように思います。
“The Good Rebel”や“Freaky Teeth”といった曲では顕著に感じられました。
ノエルは時折ミュージックステーションで使っていた「ざわざわ」と書いたステッカーを貼った黒のES-355を使っていました。

“Supersonic”をフジロックのヘッドライナーとして一人ステージで弾き語る姿はとても感慨深いものがありました。
一時代を気付いたソングライターの証。
オーディエンスは当然の大合唱。彼の曲はみんなの曲になっています。
昨日だって、彼の曲をリアムとオーディエンスは歌いました。
僕はノエルのライヴを見ると顔をくしゃくしゃにしてつい歌いすぎてしまうので、早々と声が枯れてしまいました。
“Half The World Away”は3年前ここで聴いて大好きになった曲でした。雨の中見た、あの時の光景が思わずフラッシュバックしました。

ノエルは終始ご機嫌で、早めに帰るフォトスタッフに“Unbelievable!!”と笑って言ったり、最前列にいた女性との会話を盛り上げていました。少し話し過ぎ感はありますが。
演奏中に蛾と戦ってもいました。

セットリストはフェス用かと思いきや完全にフルライヴのもので、“(Stranded On) The Wrong Beach”が終わると掃け、アンコールの演奏でした。
“Let The Lord Shine A Light On Me”は武道館に続いてやってくれて、あの時からすっかり好きになってしまったので嬉しかったです。
他にはない荘厳さが魅力です。
最後は“Whatever”“Little By Little”“Don’t Look Back In Anger”をみんなで歌いました。
終わったあとは最前列で共に見て歌った喜びを友人達と抱擁し声を上げて分かち合いました。
一生忘れない体験となりました。

二日間の半分以上を共にした友人達とはここでお別れ。
僕は一人会場に残り、深夜の苗場食堂へキノコホテルの実演会へ行きました。
苗場食堂は小屋のようになっており、座敷で食事ができます。しかしその奥は野外に面したステージになっていました。野外といっても森の斜面めいており、こんなところでライヴをするのかという感じでした。
前のバンドが演奏していましたが、踊る人々の間を抜けて、転換の間にするっと最前列に入りこみました。
隣にはキノコのファンではないものの苗場食堂でライヴを見続けていたほろ酔いの方がいて、その方と少し会話をして待ちました。周りには赤いキノコTシャツを着た方も何人かいました。ここまで追いかけてくるとはさすが。

時間が押していたこともありほどなくして始まりました。
いつも笑顔で愛橋あるファービーさんのドラムと個人的に推している可愛いエマさんの骨太ベースに、ケメさんのファズギターが炸裂します。そして支配人の登場です。
苗場でもブレない支配人にオーディエンスは盛り上がりまくり。
「ワタクシは苗プリに泊まるけど、あなたたちテントなんてよくやるわね~」みたいなことを言っていました。
セットリストも休ませることのない展開でした。
いつもワンマンでしか見ていなかったので、こういうところで次々に勢いよく演奏するのも良いと思いました。

終盤の「キノコノトリコ」ではケメさんのギターの音が出なくなってしまい、残り三人のジャムセッションをかなり長い間繰り広げました。たぶん手元のカールコードがおかしくなったように僕には見えましたが。
支配人は電気オルガンの上に立ちあがったり、いつもの鯱ポーズを決めたりで、パンチラどころの騒ぎではありませんでした。
初めて見た方には衝撃だったかと思います。

そして山だからか見たことのない赤い蜘蛛がステージの上を這っていました。
おかげで歌詞にリアリティがありましたが、メンバーの足や自分の手に触れないか心配でした。
ところが気付かないうちに僕の服にもくっついてきて、後ろの方が払って下さいました。命を救われた。
フジロック、虫除けスプレーは必要です。

そういうこともありましたが、大好きなバンドのライヴはやはりいつだって楽しいものです。
中の座敷で座っていた人達もみな立ち上がり、最後はアンコールにも応えてくれました。
大盛況のうちにキノコホテル実演会@苗場食堂は終わりました。

もう深夜1時過ぎでしたが、そこで軽く食事を摂ってバスに乗って宿に帰りました。
並ぶ列を行き先別に分けたおかげか、前日ほどは待ち時間は無かったように思いました。
フジロック二日目の終了です。

Ray Davies & Band@FUJI ROCK FESTIVAL’12
01.I Need You
02.I’m Not Like Everybody Else
03.This Is Where I Belong
04.Till The End Of The Day
05.Where Have All The Good Times Gone
06.Sunny Afternoon
07.Dead End Street
08.Waterloo Sunset
09.Come Dancing
10.Victoria
11.20th Century Man
12.Celluloid Heroes
13.You Really Got Me
14.All Day And All Of The Night

The Specials@FUJI ROCK FESTIVAL’12
01.Do The Dog
02.(Dawning Of A) New Era
03.Gangsters
04.It's Up To You
05.Monkey Man
06.Rat Race
07.Doesn't Make It Alright
08.Hey Little Rich Girl
09.Concrete Jungle
10.Stereotype
11.Man At C&A
12.Do Nothing
13.A Message To You Rudy
14.Nite Klub
15.Little Bitch
16.Too Much Too Young
17.Enjoy Yourself (It's Later Than You Think)
18.You're Wondering Now
- encore -
19.Guns Of Navarone Stage

Noel Gallagher’s High Flying Birds@FUJI ROCK FESTIVAL’12
01.(It’s Good) To Be Free
02.Mucky Fingers
03.Everybody’s On The Run
04.Dream On
05.If I Had a Gun…
06.The Good Rebel
07.The Death of You and Me
08.Freaky Teeth
09.Supersonic
10.(I Wanna Live In A Dream In My) Record Machine
11.AKA… What A Life!
12.Talk Tonight
13.Soldier Boys And Jesus Freaks
14.AKA… Broken Arrow
15.Half The World Away
16.(Stranded On) The Wrong Beach
- encore -
17.Let The Lord Shine A Light On Me
18.Whatever
19.Little By Little
20.Don’t Look Back In Anger
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by modsmiley | 2012-08-06 15:53 | 音楽

FUJI ROCK FESTIVAL’12 - day 1

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憧れのフジロックに行ってきました。
2009年にoasisが出演した際に会社帰りに直行して以来となります。
あの時はoasisだけを見て帰ってきてしまったので、フジロックの何たるかも知らないままでした。
暗かったし、大自然だとか様々なステージ、出店などの楽しみも一切知らなかったので、実質的には初めて行くようなものでした。
ラインナップ的にも、タイミング的にも今しかないと思い三日間フル参加しました。

たくさん準備に苦労をして、いよいよ当日。
早朝6時過ぎに新宿に集合して、バスで苗場に向かいます。
宿付きのオフィシャルツアーで参加しました。
大した渋滞もなく、10時過ぎには苗場に着きました。
ついにやってきたという想いがこみ上げてきました。
リストバンドの交換がかなり混雑していたようですが、バスツアー組は降車してすぐの別窓口で対応してもらえたので、何のストレスもなかったです。

とてもお腹がすいていたので、まずは飲食店の屋台が立ち並ぶオアシスというエリアに行きました。
豚丼を買おうと並んでいたら、店のおじさんがきゅうりを無料でくれました。
フジロックって何て良いところなんだろうと思いました。

続いてTHE STONE ROSESのTシャツを買おうと、一番大きなグリーンステージの後方にある物販コーナーに行ってみました。
が、物凄い行列。それも進んでいる様子がほとんど見られません。
ここで時間・体力を激しく消耗するわけには行かないと思い、とりあえずは諦めます。
近くにあった給茶コーナーで水筒にお茶を入れてもらい、とりあえず会場の奥へと進みます。

ボードウォークと呼ばれる、森の中に通された橋を通って、向かうはフィールドオブヘヴンというステージ。
橋の板には手書きのメッセージやアートがたくさんあって、歩くだけでも楽しめました。

森の中を通り抜けヘヴンに着くと、The Trojansというバンドが演奏していました。
スカのリズムで陽気に踊る人々は僕がイメージしていたフジロックそのままでした。
メロディは古くからある民族音楽を彷彿とさせ、普段聴く音楽からは離れていますが、こういう音楽に生で触れることができるのもフェスならではだと感じました。

終わったあと、少し時間が空きましたがそのままハンバートハンバート×COOL WISE MANを待ちました。
こういう時に役に立つのが椅子でした。軽く、小さな折り畳み椅子。
友人の勧めで購入しましたが、とても楽に過ごすことができました。

ハンバートハンバートはくるりのトリビュート盤に参加していたり、様々なところで高い評判を聞いていたので楽しみでした。
今回はCOOL WISE MANというバンドと共演ということで、どういうステージになるのかますます期待するところでした。
ヴォーカルの女性はとても綺麗な声で、よく通ります。歌もうまいです。
COOL WISE MANもスカのリズムを得意とするようで、組み合わせとしては異色な感もありますが、
楽しく幸せな気分にさせてくれました。
最後はサザエさんの歌をフジロックバージョンにして歌ってくれました。
何て楽しいんだ!

カフェオレを飲みながらヘヴンを離れ、グリーンステージの方へ戻ります。
タイミングが悪いとステージの前を通っても何もやっていないことが続いたりします。
ステージ間によっては移動が15分以上かかったりするので、そう簡単には移動を決心できない場合も。

結局レッドマーキーまで来ました。
ここはテントになっており、大きなステージの中では唯一屋根があるところになります。
そこで見たのはElectric Guest。
名前から想像できる通りエレクトロな要素はありますが、その音作りがオールドで、
60s好きにはツボをついてくる感じがあります。
CDではかなり気に入っていましたが、ライヴとなるとまだまだ力が足りないというか、
満足できるとまでは行かないように思いました。
エレクトロな打ち込みを入れるほど演奏の難易度やハードルが上がるのでしょう。

終わったあと、軽く食事をしてグリーンステージへ向かいました。
途中で友人とばったり会い、合流しました。
会場内は回線が込み合っているのか携帯が繋がることは稀で、その場で連絡を取って人と合うことはかなり難しい状況でした。それは日を追うごとに改善されていた感はありました。

グリーンステージでは四つ打ちの激しいビートが鳴り響いており、踊る人々の間を縫ってモッシュピットの入り口まできました。
そこで少し待ちましたが、アクトが終わると多くの人が出て行き、我々が入れるようになりました。
ここからが一日目の山、本番です。

二列目辺りを確保して、まずはBEADY EYE。
幾度となく見ているバンドですが、今回はoasisの曲もやり、久しぶりということもあって楽しみでした。
時間になると、いつものように元気よくリアムが現れます。
声の調子も良さそうでした。
しかしバンドの音がどうしても小さいような気がしました。特にギター。あんなにかっこいい音で、良いギタリストが二人もいるのに。
リアムがミスター・ノエル・ギャラガーに捧げるとドヤ顔で叫んで始めた“Rock’n’Roll Star”はそのイントロが鳴った瞬間に物凄い盛り上がりでした。
これを待っていた。3年間、演奏されることがなかった曲。
当たり前のように一緒に歌いました。
そのあと“Morning Glory”もやってくれました。
しかしながら双方の曲にいえることですが、やはりノエルの不在を感じざるをえませんでした。
ノエルのパートのギターはアンディが弾いていましたが、フレーズをコピーしている感じで、曲の魂を感じない音でした。あの音は、ノエルの偉大なる手癖が生み出していた賜物だったのだと実感しました。
それでも、そのあとにやった“The Roller”や、ジョン・レノンのソロみたいな新曲の“World Not Set In Stone”を聴いて、BEDAY EYEも良い曲ばかりだなぁと思いました。
と、思うところはたくさんありましたが好きなバンドであることは変わりなく、セットリストの良さもあって凄く楽しいライヴでした。
気合を感じる熱い演奏でした。

そしてトリのTHE STONE ROSES。
このために来たと言っても過言ではありません。
1stアルバムを再発の度に買い直し、ブートレグもそれなりに聴いていました。それも、もうこの目で見て体感することはできないバンドだったからです。
まさか、まさか見れる日が来ようとは。
セッティングが始まり、レモンの絵が描かれた二つのバスドラがセットされます。
ぐっと真実味が増しました。

時間になり、ついに伝説の四人が登場しました。
イアン、ジョン、マニ、レ二。
マニがあのベースラインを弾き始めるのをこの目で確認。大歓声、大熱狂。
ジョンのギターとレ二のドラムが絡み始めます。決して打ち込みでは出せないグルーヴがそこにはあります。
高揚感が溢れます。
イアンと観客の合唱が始まりました。どれほどこの瞬間を待ちわびたことか!
憧れられたい。
全く鮮度を失っていない、当時のきらめきと瑞々しさを感じます。
オリジナルメンバー四人が揃ったからこそなのでしょう。
何と言ってもジョン・スクワイアのギターです。非の打ち所のなかった魂のフレーズを、CDそのままに弾いていました。彼が目の前でギターを弾いているという事実だけでも感無量なのに、そのままの美しさがあって。

次々と繰り出される名曲。
圧巻は10分以上にも及ぶ“Fools Gold”。
この曲の真の良さを感じました。マニのベースのファンキーさは何なのでしょうか。何が凄いってあのリズムが生で生み出されているところ。打ち込みじゃないんです。
どんどん熱を帯びて行く壮絶なジャム。このバンドの底知れぬ力を感じます。ジョンはビートルズの“Day Tripper”のリフまで弾いていました。

後半は“Waterfall”~“Don’t Stop”のメドレー、2ndアルバムから“Love Spreads”、アンセム“Made Of Stone”に“This Is The One”ときて、まだ残されていた“She Bangs The Drums”と、もはや名前を挙げていくだけで大変な気分となる曲の連続でした。

イアンがジョンにちょっと耳打ちし、間を置いてジョンが頷く幼馴染らしいやりとりを感じたあと、
レ二がドラムソロを始めました。
ここまで書きませんでしたがレ二はドラムはもちろんコーラスも素晴らしく、叩きながら歌も完璧にこなしていました。明るいキャラで後ろから煽り、ステージを盛り上げる姿が印象的でした。

ドラムソロからあのドラムパターンに突入します。
最後の曲、“I Am The Resurrection”。
一番聴きたい曲だったけど、これで終わってしまう。
合唱、そしてジョンのギターに身を委ねて。
ブレイクのあと始まり、延々と続くジャム。弾きまくるジョン。しかし飽きさせることはありません。イアンは誰よりも楽しそうに踊っています。イアン・ブラウンという男は、世界で一番のROSESファンなのでしょう。
演奏が終わると四人は抱擁し合い、同じ時を過ごしたオーディエンスに手を振りました。
そしてイアンが「THE STONE ROSES!!!」と自らのバンドの名を何度も呼び叫びました。
夢のような、そして伝説になるのは間違いない、THE STONE ROSESのリユニオン・ギグが終了しました。

BEADY EYE@FUJI ROCK FESTIVAL’12
01.Four Letter Word
02.Beatles and Stones
03.Bring the Light
04.World Not Set In Stone
05.Rock ‘n’ Roll Star
06.The Roller
07.Standing On The Edge Of Noise
08.The Morning Son
09.Morning Glory
10.Wigwam
11.Sons Of The Stage

THE STONE ROSES@FUJI ROCK FESTIVAL’12
01.I Wanna Be Adored
02.Mersey Paradise
03.(Song For My)Sugar Spun Sister
04.Sally Cinnamon
05.Ten Storey Love Song
06.Where Angels Play
07.Shoot You Down
08.Fools Gold
09.Something’s Burning
10.Waterfall
11.Don’t Stop
12.Love Spreads
13.Made Of Stone
14.This Is The One
15.She Bangs The Drums
16.I Am The Resurrection
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by modsmiley | 2012-08-04 01:06 | 音楽