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THE COLLECTORS 25th ANNIVERSARY LIVE ”In The Groove Globe”@日比谷野外大音楽堂

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1986年に結成された日本を代表するモッズバンド、ザ・コレクターズの25周年記念の野音ライヴに行ってきました。

会場に着くとデビュー当時から聴いてきた年代の方々や子連れの方、僕のように最近ファンになった若い層まで老若男女問わずたくさんの人が集まっていました。

場内にThe WhoのWon’t Get Fooled Againが流れるといよいよな感じがしてきます。
続いてThe JamのThe Eton Riflesでポール・ウェラーの最後のシャウトと共に開演でした。
渋谷クアトロの店長さんによる「愛してると言うより気に入ってる」との紹介で、バンドが登場します。

ヴォーカル、リーダーの加藤ひさしさんは細かいユニオンジャックが散りばめられたモッズスーツ、
ギタリストの古市コータローさんはピンクのシャツに黒いモッズスーツを決めています。二人とも凄くかっこいい。
コータローさんのチェリーレッドのES-335から繰り出されるリフから「東京虫バグズ」でスタート。
加藤さんの明るい歌声が伸びやかに響き渡ります。
続いてべースの小里誠さんとドラムの阿部耕作さんのリズム隊の勢いが凄まじい「MILLION CROSSROADS ROCK」など立て続けにアップテンポな曲で盛り上げます。

「エコロジー」や「地球の歩き方」など最近のアルバムから社会に訴えかける曲や、初期の名曲「ロボット工場」や「夢見る君と僕」など新旧バランスよく織り交ぜたセットリストで楽しませます。
過去の曲は時代を超えるクオリティがあり最近の曲もそれに劣ることはなく、並べて演奏されていっても切れ目も違和感もありません。
本当に素晴らしい曲ばかりのバンドです。

そしてライヴ中盤にはマーサ&ザ・ヴァンデラスの不滅のダンスナンバー「恋はヒートウェーブ」も披露してくれました。
このモッド・クラシックをコレクターズのライヴで聴くことが念願だったのでとても嬉しかったです。
ぴったりで斬新、ロマンチックな日本語の歌詞。加藤さんのセンス爆発。
消せやしない、この胸の想い止められない。

お得意のMCでは、満員の野音にリーダーが「住みたい」コータローさんは「絶景ですね」など、いつもの調子。
極悪ポッドキャスト池袋交差点24時でファンになった方も多いそうで、二人の生トークを聞くのもコレクターズのライヴの楽しみの一つです。

ライヴは後半に向けて加速します。
大きな舞台での演奏が映える「青春ミラー」、コータローさんヴォーカルの「マネー」、
インストナンバー「Psychedelic Heartbreak」。
リーダーは衣装替えをして世界地図模様のサイケデリックなスーツになります。ちょっと驚きました(笑)

大好きな「TOUGH」の歌詞とメロディに心を励まされ、コータローさんの鬼のようなカッティングと
オリさんのベースラインにやられる「NICK!NICK!NICK!」。
定番曲はバンドの歴史を作ってきたということ、そうした「ロックンロールバンド人生。」を25年歩んできたということ。
僕が知っているのはほんの一部で、ここ数年のことでしかありませんが、その重みを感じました。

本編ラストは「愛ある世界」。
ライヴでは初めて聴きましたが、The Whoの曲のような爆発力を感じました。
オーディエンスが拳を突き上げる光景は圧巻でした。

アンコールはQちゃんこと阿部さんのドラムから「たよれる男」でご機嫌に始まります。
誰もが楽しく踊れる曲で、ここ数年のコレクターズの快進撃を象徴するような曲ではないでしょうか。
続いてコータローさんがブルージーなフレーズを弾いたあと、バンド最大のヒット曲「世界を止めて」。
この夢のようなひとときはずっと続いてほしいと思いました。

そしてセカンド・アンコール。待っている間に友人から貰ったリグレイ・チューインガムを開封して備えます。
ステージにはリッケンバッカーが用意されます。
コータローさんがThe WhoのHappy Jackのイントロを弾きリーダーが傘を持って曲が始まると、
ガムの雨が野音に降ります。こんな光景、他じゃ絶対に見れないと思いました。
僕の席はステージからは遠めでしたが、それでも思い切り投げました。
周りの人もそうしていたし、後ろからもたくさんのガムが降ってきました。

曲が終わると同時にステージ横から銀テープが発射され、そのまま「TOO MUCH ROMANTIC!」になだれ込みます。
銀テープがシャララララと輝きとても綺麗でした。
夜空の下で聴くこの曲は格別でした。とてもロマンチック。明日のぶんあさってのぶんまでおしゃべりしようね。
とてもステキな夜だからこのままずっとずっと消えないで。

そしてオーラス、「僕はコレクター」。
九段下まで届く大合唱を響かせ、リーダーの「30周年は武道館でやらせてくれ!」という声と共にライヴは終了しました。

本当に最高のライヴでした。貫禄の~という表現より等身大とかリアリティという言葉が合うような、バンドが生き続けてきたことを証明する音でした。
一つのバンドでスタイルを曲げずに媚びることなく続けて行くことは本当に凄いと思います。
結成して25年を経た今もcoolで決まっているザ・コレクターズは真のモッズバンドなんだと強く感じました。

01.東京虫バグズ
02.MILLION CROSSROADS ROCK
03.ロボット工場
04.エコロジー
05.地球の歩き方
06.夢見る君と僕
07.カメレオン・ダイナマイト
08.恋の3Dメガネ
09.プラモデル
10.恋はヒートウェーブ
11.サマー☆ビーチ☆パラソル
12.僕は恐竜
13.未来のカタチ
14.青春ミラー
15.マネー
16.Psychedelic Heartbreak
17.Groove Glove
18.TOUGH
19.NICK! NICK! NICK!
20.ロックンロールバンド人生。
21.愛ある世界
- encore 1 -
22.たよれる男
23.世界を止めて
- encore 2 -
24.CHEWING GUM
25.TOO MUCH ROMANTIC!
26.僕はコレクター
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by modsmiley | 2011-09-27 16:51 | 音楽

BEADY EYE Japan Tour 2011@Zepp Tokyo

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サマソニに続いて単独公演に行ってきました。
本来、5月に行う予定でしたが震災のために延期され、9月に決行される運びとなりました。

サマソニの時に物足りなさを感じ、果たして単独を楽しむことができるのかという不安はありましたが、
そこはやはり特別なバンドでした。
来日記念盤のDVDで「やっぱりかっこいいよなぁ」と思いなおして今回の日本公演の初日を迎えました。

前座が終わると、場内にストーンズの“(I Can’t Get No)Satisfaction”が流れ、
続いてビートルズの“Revolution”、ザ・フーの“See For Miles”とあからさまな選曲にこちらのテンションも大きく上がっていきました。
セックス・ピストルズの“God Save The Queen”でオアシスの2009年単独最終日を思い出しつつ、
ジャムの“That’s Entertainment”が終わるといよいよ客電が落ちました。

SEに乗ってメンバーが登場。今日のリアムは迷彩柄のジャケットコートを着ています。
2002年フィンズベリーの有名な写真を思い出して嬉しくなりました。

いつものように勢いよく“Four Letter Word”から始まると身構えていたその時でした。
シタールのような音が聴こえます。
そして数え切れないほど聴いたビートルズのあの曲のイントロが始まりました。

大歓声と共にバックには日の丸が大きく映し出され、リアムが丁寧に歌い始めます。
そして我々も一緒に歌います。大合唱です。ビートルズ凄い、リアム凄い。ありがとう、本当にありがとう。
ジョン・レノンが生で歌わなかった曲、録音の出来に納得していなかったその曲を、
リアムはその想像を凌駕する最高の歌で聴かせてくれました。
「Nothing is gonna change my world(何者にも僕の世界を変えることはできない)」という
最高のコーラス、多くの人が共感し心打たれたその歌詞。
リアムとバンド、そして集まったオーディエンスが祈るようにその曲に命を吹き込んでいきました。

夢を見ているかのように曲が終わると、元気にリアムがMCを入れ“Four Letter Word”が始まります。
サマソニの時とは比べものにならないほどバンドにキレがあり、リアムの声も張りがあって最高にロックしていました。
俺達のリアムが帰ってきた!の感覚で、本当に嬉しくなりました。

この日はBEADY EYE史上最長のセットリストだったようで、サマソニでは聴けなかった曲も聴くことができました。
初めて聴いた“Two Of Kind”はチャックベリーの“You Can’t Catch Me”やビートルズの“Come Together”を彷彿とさせる曲で、シングルのBサイドに入っているとのことでした。
また、サマソニではやらなかった“For Anyone”は今まで生で聴いた中で一番の高音をリアムが発していて驚きました。歌えるんだ、と思ってしまいました。
この日のリアムは本当に絶好調で、丁寧にかつロックし、音域も豊かでした。

“The Roller”ではマイフェイバリットギターサウンドであるゲムのリッケンバッカー330のトースターPUの音を堪能し、“The Beat Goes On”ではコーラスを合唱して楽しみました。

今回は落ち着いてアンディのギターサウンドも聴きましたが、カッティングやワウを聴かせたソロなどかなり絶妙なエッセンスを加えていました。
意外にもコーラスの比重はアンディに多いことに気が付きました。高音が出るのでしょうか。

“The Morning Son”で壮大に本編は終了し、すぐにアンコール。
「I’m comin’ up!!!」とシャウトするリアムの声が最強だと実感する“Wigwam”、そしてWorld of Twistのカバー“Sons Of The Stage”でサイケなグルーヴに身を任せ、70分強のライヴは終演を迎えました。

物凄いライヴだったと云わざるを得ない内容でした。
スタートで全てを持っていかれ、ロックンロールの歴史を見るかのようなBEADY EYEのアルバムを初めて聴いた時の感覚を思い出しました。
本日は名古屋、8日に大阪、11、12日と再び東京で公演を控えていますが、歴史に残るツアーになることでしょう。
その初日という瞬間に立ち会えて本当に幸せです。
日本のためにという特別な想いを持って歌ってくれたリアム、BEADY EYEに心からありがとうと言いたいです。

BEADY EYE Japan Tour 2011@Zepp Tokyo 2011.9.5.
01. Across The Universe
02. Four Letter Word
03. Beatles And Stones
04. Millionaire
05. Two Of A Kind
06. For Anyone
07. The Roller
08. Wind Up Dream
09. Bring The Light
10. Standing On The Edge Of The Noise
11. Kill For A Dream
12. The Beat Goes On
13. Three Ring Circus
14. Man Of Misery
15. The Morning Son
- encore -
16. Wigwam
17. Sons Of The Stage
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by modsmiley | 2011-09-06 17:17 | 音楽