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Beady Eye The Rollercoaster Tour@横浜アリーナ

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Beady Eyeの3年ぶりの単独来日公演に行ってきました。
2012年のフジロックから数えれば2年ぶりということになります。
昨年のサマーソニックの出演がゲムの怪我により中止になってしまったので、
今回は待ちに待ったライヴでした。

平日の横浜アリーナでの開催や運営側に対する不安(?)があってか
人の入りは良くなく、アリーナとスタンド共に客席を少なくした仕様でした。
おかげで横浜アリーナが狭く見えました。
2000年、ノーザン・ブライトがフロントアクトを務めたオアシスのライヴの時は満員だったんだろうなぁ。

フロントアクトのライヴやトークショーなどのイベントが組まれていたようですが、
僕が会場入りしたのはBeady Eyeが始まる直前。外人のDJがパンクばかり流していて
何か妙な空気でした(笑)

予定の時間より少し早くSEが鳴り響き、バンドの登場です。
間違いなくゲムが、アンディが、リアムがいます。
が、照明が暗く演奏が始まってもなおコピーバンドかもしれないという疑いが僅かにありました(笑)

一曲目はニューアルバム「BE」から“Flick Of The Finger”。
瞬間沸騰というよりは壮大に沸き上がるように、ライヴが始まります。
バンドもリアムも調子が良さそうです。
続いて“Face The Crowd”。60sブリティッシュビートなギターリフから始まります。
何より今回のライヴで嬉しかったことは、ギターの音が大きいことでした。
素晴らしいギタリストが二人もいるバンドなのに、ライヴになると何故かギターの音が
毎回小さく残念だったので、これは素晴らしいことです。

ゲムは髭モジャで1969年から1970年頃のポール・マッカートニーそっくりでした。
相当な大怪我を負っていたそうですが、こうして以前と変わらず演奏している姿が見られて
本当に良かったです。

以前のBeady Eyeには無かったタイプの曲である“Soul Love”や“Second Bite Of The Apple”も
非常に良く、メリハリに欠けた印象だったライヴに彩りを与えています。
サイケデリックでミディアムテンポの曲はリアムの声に凄く合っていると改めて感じました。
そしてとても聴きたかった“Iz Rite”はライヴでも心地よく響きました。

ライヴ中盤にすっと演奏された“Live Forever”。
クリスのドラムが始まった瞬間にどよめきが上がります。
間違いなく“Live Forever”ですが、当然ノエルのファルセットもコーラスもなく、
それを他のメンバーが補うこともなく。
ただ、ギターソロはアンディがコピーをしていました。
オアシスで一番思い入れがある曲だったのに、否、だっただけに、違和感は拭えませんでした。
でも聴けて良かったです。

ゲムとアンディのリッケンバッカー2本で演奏された“I’m Just Saying”は本当にかっこよく、
ソリッドなサウンドと気合いの入ったリアムのシャウトにしびれました。
めちゃくちゃかっこいいバンドです、Beady Eye。

開演前にロビーでトークショーもしていたクリエイションレーベルの創始者アラン・マッギーに捧げると言って、
クリスの謎のシンバル連打から唐突に始まった“Champagne Supernova”。
万に一つも予想していなかっただけに物凄く驚きました。
さらにこちらはノエル不在にも全く違和感が無く、完璧でした。
これはオアシスだ。
そしてバックのスクリーンには宇宙の星空が流されており、感動的な演出でした。
本当に、本当に久しぶりにこの曲をライヴでリアムと共に合唱しました。
こんなに嬉しくて楽しいことは、他ではなかなか得られません。

続いて1stアルバムの名曲“The Roller”。
今日もゲムのリッケンバッカーサウンドを堪能。
あの音が大好きです。

“Start Anew”はゲムがP-90を備えたエピフォンの赤いセミアコでアルペジオを奏でて始まりました。
カジノということになるのだろうけど、カジノかなぁ。完全にアコギの音がしていました。
「BE」、本当に良いアルバムです。アルバム本編の最後を飾るこの曲が一番好きかもしれません。
ライヴだとさらに良くて、リアムの歌声に感動しました。

エンディングへ向かうアレンジが以前と変わっていた“Bring The Light”の後、
ライヴ本編は“Wigwam”で終わりました。
アンコール待ちの間は“Dreaming Of Some Space”が流れていました。
再び登場したバンドが最後の曲として始めたのはローリング・ストーンズの“Gimme Shelter”でした。
何故この曲をやりたかったのかが気になることころです。
1969年のサイケデリックと緊張感でしょうか。
確かに、アルバムとライヴの流れからすると合っている気がしました。
ほぼ完コピで、演奏は完璧でした。(キースのようにイントロをミスったりすることはなく)
ストーンズを見たばかりなせいか途中でリサ・フィッシャーの揺れる巨体が脳裏を過ぎったりしましたが、
Beady Eyeバージョンもありだと思いました。

告知されていたタイムテーブルより20分早く、80分間のライヴは終了しました。
シド・ヴィシャスの“My Way”が流れる場内を深い満足感の中で後にしました。
セカンドアルバム「BE」が良く、ギターの音も大きく、バンドの演奏もリアムの声も良く。
アリーナ前方で指定席のため押し合いもなく(一部、自分の席を離れて前方に居座る低俗な方々もいましたが)
快適な環境でライヴを楽しめました。

ここまで書くところがありませんでしたが、今回はアンディの奏でる多彩な音色のギターが大活躍でした。
Beady Eyeになって一番得している人なのでは?と思いました。かっこ良かった。
長年カサビアンのサイドギターを担当していた新ベーシスト、ジェイ・メーラーも安定感抜群でした。
以前よりバンドサウンドがグッと引き締まった印象があったのはこの人によるところが
大きいのではないかと思いました。

ベストなパフォーマンスをしてくれたリアム・ギャラガーを始めBeady Eyeに感謝です。
今までで一番良いBeady Eyeのライヴでした。

01. Flick Of The Finger
02. Face The Crowd
03. Four Letter Word
04. Soul Love
05. Second Bite Of The Apple
06. Iz Rite
07. Shine A Light
08. Live Forever
09. The World’s Not Set in Stone
10. I’m Just Saying
11. Soon Come Tomorrow
12. Champagne Supernova
13. The Roller
14. Start Anew
15. Bring The Light
16. Wigwam
- encore -
17. Gimme Shelter
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by modsmiley | 2014-04-07 00:41 | 音楽