Into Tomorrow

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blur LIVE AT BUDOKAN

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blurの武道館公演に行ってきました。
2009年に再結成して以来待たれていた、11年ぶりの来日公演でした。
武道館公演はライヴアルバム「Live at The Budokan」から数えると19年ぶりとなります。
始まる前から特別なライヴになること間違いなしでしたが、
blurはその期待を軽々と超えるライヴを見せてくれました。

定刻5分過ぎに暗転。大歓声の中メンバーの登場です。本物です。
ギタリストのグレアム・コクソンはモッズパーカを着て登場し、それを脱いでテレキャスを抱えます。
“Girls & Boys”のイントロが鳴り始め場内は沸騰。アレックス・ジェームスのベースラインが踊らせます。
これを一曲目に持ってくるなんて最高です。
本国ハイドパークでのライヴの如く大合唱。とても楽しい!!

続いて“There's No Other Way”“Beetlebum”と代表曲で前半を飛ばしていきます。
素晴らしいバンドサウンドです。ホーン隊もコーラス隊も付いていますが、
blurの四人の演奏がしっかりと軸になっていて高揚させます。
“Beetlebum”のアウトロ部分でグレアムが爆音ノイズを鳴らしてギターを振り回す姿。
モッズパーカでの登場シーンといい、ヒーローそのものでした。

“Young And Lovely”で素敵な気分になったあとは、“Out Of Time”からダークタイムが始まります。
底抜けに明るいポップな曲だけではなく、前衛的でダークな側面もあるのがblurの特徴です。
デーモン・アルバーンのヴォーカルの多様性と表現力を堪能。
ポップな曲と挟んで違和感なく演奏するバンドも凄いです。

グレアムが小声でぼそっと挨拶した後に始まったのは“Coffee & TV”。
グレアムのジャズマスターとデーモンの弾く小さめのアコギがリズムを心地よく刻みます。
やっぱりギターソロでは爆発させるグレアム。対照的に味のあるヴォーカルも良いです。
デーモンはマイクスタンドをコーラス隊の横に自分で移動させ、彼らと一緒に並んでコーラスをしていました。
ライヴをする楽しさに溢れていることが伝わってきます。

この日一番の大合唱はもちろん“Tender”。
グレアムがあのメロディを奏で始めた瞬間から大歓声と共に合唱が始まります。
とても感動的な瞬間でした。
ライヴ映像で何度も見た、あの光景。
壮大で牧歌的でもあり、どこまでも盛り上がっていく高揚感。
これはゴスペルそのものではないでしょうか。
曲が一旦終わったあと、デーモンがギターをつま弾きながら再びコーラスを促し、
オーディエンスのみの合唱を導いていました。

デーモンは黄色い声援が飛ぶようなアイドル性に加え、
ロックヴォーカリストとしての幅広い歌唱力、派手なアクションにMCの時の雰囲気まで完璧でした。
“Country House”が始まると同時にステージの下に降り、
最前列との間の通路を行き来しながらのパフォーマンス。
途中でステージに戻り、上った勢いで仰向けになったまま歌っていました。
ライヴの前半ではバスドラの上に立ったりと、動きも若くてかっこいいです。

まさかのPhil Daniels登場で物凄い盛り上がりとなった“Parklife”。
デーモンの紹介で出てくるなり“Oi!!!”“Oi!!!”と叫びまくり、
ステージを駆け回りながらあのナレーションをまくしたてます。
この中年を迎えたネオモッズの登場に僕は思わず“f**k off!!”と叫びました。
ついに俺はジミーに会えたんだ!

ライヴ終盤は落ち着いた曲が続きます。
美しいメロディの裏で鳴る不穏なギターサウンド。
本編ラストは“This Is A Low”でした。
ギターノイズが鳴り続けます。

アンコールは、日本を題材にした“Yuko & Hiro”から。
これも良い曲ですが、やはり途中で流れる日本語は不気味に思えました。
そして2012年のロンドンオリンピック閉会記念ライヴのために作られた“Under The Westway”です。
再結成後の曲をピアノの前で歌うデーモンから、今blurでライヴをできている喜びが伝わってくるようでした。
Hallelujah!!

“For Tomorrow”から“The Universal”という、
これでもかというほど感動的な流れでラストへ向かいます。
このライヴに来ることができて本当に良かったと思いました。
日本に来てくれてありがとう。

そして、デイヴ・ロウントゥリーがエイトビートを始めます。
“Woo-hoo!!”と早くもオーディエンスが叫び出します。
グレアムのカッティングが始まった途端に大歓声。ノイズと共に狂い咲き。
この“Song 2”で、英国を代表するバンドのリユニオンライヴ、
奇跡の武道館公演は終演を迎えました。
とても楽しかったです。本当に、本当に完璧でした。

01.Girls & Boys
02.There's No Other Way
03.Beetlebum
04.Young And Lovely
05.Out Of Time
06.Trimm Trabb
07.Caramel
08.Coffee & TV
09.No Distance Left To Run
10.Tender
11.To The End
12.Country House
13.Parklife (with Phil Daniels)
14.End Of A Century
15.Death Of A Party
16.This Is A Low
- encore -
17.Yuko & Hiro
18.Under The Westway
19.For Tomorrow
20.The Universal
21.Song 2
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by modsmiley | 2014-01-17 01:17 | 音楽