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FUJI ROCK FESTIVAL’12 - day 2

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二日目です。
前日の夜はROSES終了後に友人達とオアシスで軽く食事をし、バスに乗ってそれぞれの宿へと向かいました。
ところがバスに乗るのに2時間以上待ち、結局宿に着いたのは午前3時頃だったと思います。
僕が泊まった宿はツアー会社に割り振られた宿で、ホームページの無い民宿でした。
事前に電話で確認を取りましたが、風呂は温泉ではなく、タオルといった備品は一切ありませんでした。
四人の合部屋でしたが、さすがに夜は疲れ果てているのでそこまで話すこともできませんでした。

朝10時過ぎに起き、11時ごろに出発。
僕が泊まったのはみつまたエリアというところで、苗場からバスで15~20分程度でした。
この日の朝は道が渋滞しており、会場まで待ち時間を含め一時間近くかかったと思います。
越後湯沢駅近くの宿は便利なもののバス待ちが付きまとうので、やはり会場に近い宿が良いということになるのではないでしょうか。

3days通しのリストバンドなので、そのまま会場入り。
お目当ての星野源さんを見に、ヘヴンへ走りました。
かなりの人気(モテ)男のため、向かう道中は混みあっていました。
ボードウォークを急いでいると大好きな「くせのうた」が聴こえてきて、間に合わなかったかと残念な気持ちになりましたが、それもまた風景と馴染んで心地良かったです。
ようやく着くとやはり大勢の人が彼の歌を聴いていました。
フルバンドでの彼を見るのは久しぶりでした。ベースの伊賀さん、ドラムの伊藤大地さん、ペダルスティールの高田漣さん。お馴染のメンバーです。
軽快なMCと共に最新シングルの「夢の外へ」など、素敵な音楽を聴かせてくれました。
苗場、ヘヴンの雰囲気に合っているなぁと思いました。

源さん終了後、ようやく電話が繋がった友人と合流。
食事をしながらそのまま完熟トリオを待ちました。
予定より早く小坂忠さんの声が聴こえてきます。
「このテンポなら~♪」
いきなり「ほうろう」です!このあとにも「機関車」があり、大好きなアルバムからやってくれて嬉しかったです。
あと二人のメンバーは鈴木茂さんと中野督夫さんで、サポートには高野寛さんがいたりと、先ほどの星野源さんに続いて細野晴臣さん周りの人々が集結していました。
このまま細野さんも出ればなぁ、なんて思ったり。
小坂忠さんの歌は本当にソウルフルで、和製R&Bの最高峰といった感じでした。
鈴木茂さんのギターは唸りを挙げるようで、このフェスに集まる世界各国のギタリストに見せつけるかのようでした。はっぴいえんどの「花いちもんめ」も歌ってくれました。
最後は「しらけちまうぜ」。これ以上ありません。歌い踊ってしまいました。
楽しくてしょうがない。

終わるととりあえず「ところ天国」へ移動しました。
川べりで休憩できる場所です。川に入って遊んでいる子供達もいて、何とも平和な空間でした。
カフェオレを飲みながらしばしまったり。

そしてグリーンステージの方へ移動します。
Toots And The Maytalsが演奏していました。
この後に見たThe Specialsの“Monkey Man”はこの方がオリジナルだそうです。
前日のハンバートハンバートも演奏していたし、“Monkey Man”はこのフジロックで3回聴きました。まさにクラシックなんですね。

そのまま移動し、レッドマーキーへ。
CDも買い気に入っていたThe Heartbreaksがすでに演奏していました。
何というか想像通りの音で、近くで見たらそれなりに楽しめるかもしれない感じでした。
前には行けそうになかったので、早々とグリーンステージに戻ることにしました。

合間の時間でガラガラのモッシュピットに入り、Ray Davies & Bandを待ちます。
あの曲はやってくれるのか、あの曲はどうか、と期待が高まりました。
時間になってバンドが登場し、黒いスーツで決めたレイも登場しました。
ステージを駆け回り大きな声を出して会場を煽ります。正直この人にはそんなこと不要な気もしましたが、とても元気な様子が伝わってきました。
セットリストは、期待通りKinksの曲がたくさんで、“I Need You”から始まり“Till The End Of The Day”や“Sunny Afternoon”“Dead End Street”など最高のものでした。
そしてアコギのアルペジオと鼻にかかった声で“Waterloo Sunset”を歌ってくれたのは、このステージのハイライトでした。
優しく歌うと昔のような声が出ます。
ラストは“You Really Got Me”から“All Day And All Of The Night”でお祭り騒ぎでした。
尺を伸ばしての熱演でした。
歌わせたり、煽ったりでレイ・デイヴィスという人はエンターテイナーなんだと思いました。
同時に現役のライヴアーティストであることを認識させられました。
それにしても、60年代のモッズが愛したバンドのヴォーカリストで英国のソングライターとして最高峰の方を実際に見れたことは大きな喜びでした。

続いてThe Specialsです。
これまたレジェンドなバンドの登場です。
スカ・バンド。モッズから派生したスキンズから生まれたツートーン・グループ。
黒人と白人の混合、ルックスだけでも英国の「族」文化の流れを感じることができます。
白人ヴォーカリストのテリー・ホール、陽気な黒人ギタリストのリンヴァル・ゴールディングの煽りによってライヴが進んでいきます。
リンヴァルはストラトでスカのリズムの基本となる裏を刻んでいますが、意外とダウンストロークだったのが発見でした。
そしてオーディエンスは終始踊ります。
ダイブする人もいて、何故か前から人が飛んでくることもありました。昨日のROSESの時も前から飛んできて、一体何が起こっているのか…。
前述の“Monkey Man”や、「ワン、ツー!」を「イチ、ニ!」に変えてくれた“Little Bitch”、1stアルバムの一曲目の“A Message To You Rudy”など、セットリストも文句無しでした。
体を動かさずにはいられない、本当に楽しいライヴでした。
鳴り止まない拍手に応えてアンコールもやってくれました。
モッシュピットの人の入り具合、反応から、思っていた以上に人気があることにも驚きました。

The Specialsが終わると思ったより人が掃けて、すんなり最前列へ。
人生のNoel Gallagher’s High Flying Birdsを迎えます。
Oasisの時からずっと共に追いかけてきた気の合う仲間と今日も、さらに最前列で見ることができる喜びが始まる前から溢れていました。

“Shoot A Hole Into The Sun”が流れ、今宵のグリーンステージのトリが始まります。
ノエルは白いワイシャツとブルージーンズで登場。ジーンズ珍しいような。
アコギをいつもより長めにつまびいて、“(It’s Good) To Be Free”から始まります。
このバンドはとても安定していますが、見る度にバンド感が増しているように思います。
“The Good Rebel”や“Freaky Teeth”といった曲では顕著に感じられました。
ノエルは時折ミュージックステーションで使っていた「ざわざわ」と書いたステッカーを貼った黒のES-355を使っていました。

“Supersonic”をフジロックのヘッドライナーとして一人ステージで弾き語る姿はとても感慨深いものがありました。
一時代を気付いたソングライターの証。
オーディエンスは当然の大合唱。彼の曲はみんなの曲になっています。
昨日だって、彼の曲をリアムとオーディエンスは歌いました。
僕はノエルのライヴを見ると顔をくしゃくしゃにしてつい歌いすぎてしまうので、早々と声が枯れてしまいました。
“Half The World Away”は3年前ここで聴いて大好きになった曲でした。雨の中見た、あの時の光景が思わずフラッシュバックしました。

ノエルは終始ご機嫌で、早めに帰るフォトスタッフに“Unbelievable!!”と笑って言ったり、最前列にいた女性との会話を盛り上げていました。少し話し過ぎ感はありますが。
演奏中に蛾と戦ってもいました。

セットリストはフェス用かと思いきや完全にフルライヴのもので、“(Stranded On) The Wrong Beach”が終わると掃け、アンコールの演奏でした。
“Let The Lord Shine A Light On Me”は武道館に続いてやってくれて、あの時からすっかり好きになってしまったので嬉しかったです。
他にはない荘厳さが魅力です。
最後は“Whatever”“Little By Little”“Don’t Look Back In Anger”をみんなで歌いました。
終わったあとは最前列で共に見て歌った喜びを友人達と抱擁し声を上げて分かち合いました。
一生忘れない体験となりました。

二日間の半分以上を共にした友人達とはここでお別れ。
僕は一人会場に残り、深夜の苗場食堂へキノコホテルの実演会へ行きました。
苗場食堂は小屋のようになっており、座敷で食事ができます。しかしその奥は野外に面したステージになっていました。野外といっても森の斜面めいており、こんなところでライヴをするのかという感じでした。
前のバンドが演奏していましたが、踊る人々の間を抜けて、転換の間にするっと最前列に入りこみました。
隣にはキノコのファンではないものの苗場食堂でライヴを見続けていたほろ酔いの方がいて、その方と少し会話をして待ちました。周りには赤いキノコTシャツを着た方も何人かいました。ここまで追いかけてくるとはさすが。

時間が押していたこともありほどなくして始まりました。
いつも笑顔で愛橋あるファービーさんのドラムと個人的に推している可愛いエマさんの骨太ベースに、ケメさんのファズギターが炸裂します。そして支配人の登場です。
苗場でもブレない支配人にオーディエンスは盛り上がりまくり。
「ワタクシは苗プリに泊まるけど、あなたたちテントなんてよくやるわね~」みたいなことを言っていました。
セットリストも休ませることのない展開でした。
いつもワンマンでしか見ていなかったので、こういうところで次々に勢いよく演奏するのも良いと思いました。

終盤の「キノコノトリコ」ではケメさんのギターの音が出なくなってしまい、残り三人のジャムセッションをかなり長い間繰り広げました。たぶん手元のカールコードがおかしくなったように僕には見えましたが。
支配人は電気オルガンの上に立ちあがったり、いつもの鯱ポーズを決めたりで、パンチラどころの騒ぎではありませんでした。
初めて見た方には衝撃だったかと思います。

そして山だからか見たことのない赤い蜘蛛がステージの上を這っていました。
おかげで歌詞にリアリティがありましたが、メンバーの足や自分の手に触れないか心配でした。
ところが気付かないうちに僕の服にもくっついてきて、後ろの方が払って下さいました。命を救われた。
フジロック、虫除けスプレーは必要です。

そういうこともありましたが、大好きなバンドのライヴはやはりいつだって楽しいものです。
中の座敷で座っていた人達もみな立ち上がり、最後はアンコールにも応えてくれました。
大盛況のうちにキノコホテル実演会@苗場食堂は終わりました。

もう深夜1時過ぎでしたが、そこで軽く食事を摂ってバスに乗って宿に帰りました。
並ぶ列を行き先別に分けたおかげか、前日ほどは待ち時間は無かったように思いました。
フジロック二日目の終了です。

Ray Davies & Band@FUJI ROCK FESTIVAL’12
01.I Need You
02.I’m Not Like Everybody Else
03.This Is Where I Belong
04.Till The End Of The Day
05.Where Have All The Good Times Gone
06.Sunny Afternoon
07.Dead End Street
08.Waterloo Sunset
09.Come Dancing
10.Victoria
11.20th Century Man
12.Celluloid Heroes
13.You Really Got Me
14.All Day And All Of The Night

The Specials@FUJI ROCK FESTIVAL’12
01.Do The Dog
02.(Dawning Of A) New Era
03.Gangsters
04.It's Up To You
05.Monkey Man
06.Rat Race
07.Doesn't Make It Alright
08.Hey Little Rich Girl
09.Concrete Jungle
10.Stereotype
11.Man At C&A
12.Do Nothing
13.A Message To You Rudy
14.Nite Klub
15.Little Bitch
16.Too Much Too Young
17.Enjoy Yourself (It's Later Than You Think)
18.You're Wondering Now
- encore -
19.Guns Of Navarone Stage

Noel Gallagher’s High Flying Birds@FUJI ROCK FESTIVAL’12
01.(It’s Good) To Be Free
02.Mucky Fingers
03.Everybody’s On The Run
04.Dream On
05.If I Had a Gun…
06.The Good Rebel
07.The Death of You and Me
08.Freaky Teeth
09.Supersonic
10.(I Wanna Live In A Dream In My) Record Machine
11.AKA… What A Life!
12.Talk Tonight
13.Soldier Boys And Jesus Freaks
14.AKA… Broken Arrow
15.Half The World Away
16.(Stranded On) The Wrong Beach
- encore -
17.Let The Lord Shine A Light On Me
18.Whatever
19.Little By Little
20.Don’t Look Back In Anger
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by modsmiley | 2012-08-06 15:53 | 音楽