Into Tomorrow

modsmiley.exblog.jp
ブログトップ

FUJI ROCK FESTIVAL’12 - day 1

e0230671_0451811.jpg

憧れのフジロックに行ってきました。
2009年にoasisが出演した際に会社帰りに直行して以来となります。
あの時はoasisだけを見て帰ってきてしまったので、フジロックの何たるかも知らないままでした。
暗かったし、大自然だとか様々なステージ、出店などの楽しみも一切知らなかったので、実質的には初めて行くようなものでした。
ラインナップ的にも、タイミング的にも今しかないと思い三日間フル参加しました。

たくさん準備に苦労をして、いよいよ当日。
早朝6時過ぎに新宿に集合して、バスで苗場に向かいます。
宿付きのオフィシャルツアーで参加しました。
大した渋滞もなく、10時過ぎには苗場に着きました。
ついにやってきたという想いがこみ上げてきました。
リストバンドの交換がかなり混雑していたようですが、バスツアー組は降車してすぐの別窓口で対応してもらえたので、何のストレスもなかったです。

とてもお腹がすいていたので、まずは飲食店の屋台が立ち並ぶオアシスというエリアに行きました。
豚丼を買おうと並んでいたら、店のおじさんがきゅうりを無料でくれました。
フジロックって何て良いところなんだろうと思いました。

続いてTHE STONE ROSESのTシャツを買おうと、一番大きなグリーンステージの後方にある物販コーナーに行ってみました。
が、物凄い行列。それも進んでいる様子がほとんど見られません。
ここで時間・体力を激しく消耗するわけには行かないと思い、とりあえずは諦めます。
近くにあった給茶コーナーで水筒にお茶を入れてもらい、とりあえず会場の奥へと進みます。

ボードウォークと呼ばれる、森の中に通された橋を通って、向かうはフィールドオブヘヴンというステージ。
橋の板には手書きのメッセージやアートがたくさんあって、歩くだけでも楽しめました。

森の中を通り抜けヘヴンに着くと、The Trojansというバンドが演奏していました。
スカのリズムで陽気に踊る人々は僕がイメージしていたフジロックそのままでした。
メロディは古くからある民族音楽を彷彿とさせ、普段聴く音楽からは離れていますが、こういう音楽に生で触れることができるのもフェスならではだと感じました。

終わったあと、少し時間が空きましたがそのままハンバートハンバート×COOL WISE MANを待ちました。
こういう時に役に立つのが椅子でした。軽く、小さな折り畳み椅子。
友人の勧めで購入しましたが、とても楽に過ごすことができました。

ハンバートハンバートはくるりのトリビュート盤に参加していたり、様々なところで高い評判を聞いていたので楽しみでした。
今回はCOOL WISE MANというバンドと共演ということで、どういうステージになるのかますます期待するところでした。
ヴォーカルの女性はとても綺麗な声で、よく通ります。歌もうまいです。
COOL WISE MANもスカのリズムを得意とするようで、組み合わせとしては異色な感もありますが、
楽しく幸せな気分にさせてくれました。
最後はサザエさんの歌をフジロックバージョンにして歌ってくれました。
何て楽しいんだ!

カフェオレを飲みながらヘヴンを離れ、グリーンステージの方へ戻ります。
タイミングが悪いとステージの前を通っても何もやっていないことが続いたりします。
ステージ間によっては移動が15分以上かかったりするので、そう簡単には移動を決心できない場合も。

結局レッドマーキーまで来ました。
ここはテントになっており、大きなステージの中では唯一屋根があるところになります。
そこで見たのはElectric Guest。
名前から想像できる通りエレクトロな要素はありますが、その音作りがオールドで、
60s好きにはツボをついてくる感じがあります。
CDではかなり気に入っていましたが、ライヴとなるとまだまだ力が足りないというか、
満足できるとまでは行かないように思いました。
エレクトロな打ち込みを入れるほど演奏の難易度やハードルが上がるのでしょう。

終わったあと、軽く食事をしてグリーンステージへ向かいました。
途中で友人とばったり会い、合流しました。
会場内は回線が込み合っているのか携帯が繋がることは稀で、その場で連絡を取って人と合うことはかなり難しい状況でした。それは日を追うごとに改善されていた感はありました。

グリーンステージでは四つ打ちの激しいビートが鳴り響いており、踊る人々の間を縫ってモッシュピットの入り口まできました。
そこで少し待ちましたが、アクトが終わると多くの人が出て行き、我々が入れるようになりました。
ここからが一日目の山、本番です。

二列目辺りを確保して、まずはBEADY EYE。
幾度となく見ているバンドですが、今回はoasisの曲もやり、久しぶりということもあって楽しみでした。
時間になると、いつものように元気よくリアムが現れます。
声の調子も良さそうでした。
しかしバンドの音がどうしても小さいような気がしました。特にギター。あんなにかっこいい音で、良いギタリストが二人もいるのに。
リアムがミスター・ノエル・ギャラガーに捧げるとドヤ顔で叫んで始めた“Rock’n’Roll Star”はそのイントロが鳴った瞬間に物凄い盛り上がりでした。
これを待っていた。3年間、演奏されることがなかった曲。
当たり前のように一緒に歌いました。
そのあと“Morning Glory”もやってくれました。
しかしながら双方の曲にいえることですが、やはりノエルの不在を感じざるをえませんでした。
ノエルのパートのギターはアンディが弾いていましたが、フレーズをコピーしている感じで、曲の魂を感じない音でした。あの音は、ノエルの偉大なる手癖が生み出していた賜物だったのだと実感しました。
それでも、そのあとにやった“The Roller”や、ジョン・レノンのソロみたいな新曲の“World Not Set In Stone”を聴いて、BEDAY EYEも良い曲ばかりだなぁと思いました。
と、思うところはたくさんありましたが好きなバンドであることは変わりなく、セットリストの良さもあって凄く楽しいライヴでした。
気合を感じる熱い演奏でした。

そしてトリのTHE STONE ROSES。
このために来たと言っても過言ではありません。
1stアルバムを再発の度に買い直し、ブートレグもそれなりに聴いていました。それも、もうこの目で見て体感することはできないバンドだったからです。
まさか、まさか見れる日が来ようとは。
セッティングが始まり、レモンの絵が描かれた二つのバスドラがセットされます。
ぐっと真実味が増しました。

時間になり、ついに伝説の四人が登場しました。
イアン、ジョン、マニ、レ二。
マニがあのベースラインを弾き始めるのをこの目で確認。大歓声、大熱狂。
ジョンのギターとレ二のドラムが絡み始めます。決して打ち込みでは出せないグルーヴがそこにはあります。
高揚感が溢れます。
イアンと観客の合唱が始まりました。どれほどこの瞬間を待ちわびたことか!
憧れられたい。
全く鮮度を失っていない、当時のきらめきと瑞々しさを感じます。
オリジナルメンバー四人が揃ったからこそなのでしょう。
何と言ってもジョン・スクワイアのギターです。非の打ち所のなかった魂のフレーズを、CDそのままに弾いていました。彼が目の前でギターを弾いているという事実だけでも感無量なのに、そのままの美しさがあって。

次々と繰り出される名曲。
圧巻は10分以上にも及ぶ“Fools Gold”。
この曲の真の良さを感じました。マニのベースのファンキーさは何なのでしょうか。何が凄いってあのリズムが生で生み出されているところ。打ち込みじゃないんです。
どんどん熱を帯びて行く壮絶なジャム。このバンドの底知れぬ力を感じます。ジョンはビートルズの“Day Tripper”のリフまで弾いていました。

後半は“Waterfall”~“Don’t Stop”のメドレー、2ndアルバムから“Love Spreads”、アンセム“Made Of Stone”に“This Is The One”ときて、まだ残されていた“She Bangs The Drums”と、もはや名前を挙げていくだけで大変な気分となる曲の連続でした。

イアンがジョンにちょっと耳打ちし、間を置いてジョンが頷く幼馴染らしいやりとりを感じたあと、
レ二がドラムソロを始めました。
ここまで書きませんでしたがレ二はドラムはもちろんコーラスも素晴らしく、叩きながら歌も完璧にこなしていました。明るいキャラで後ろから煽り、ステージを盛り上げる姿が印象的でした。

ドラムソロからあのドラムパターンに突入します。
最後の曲、“I Am The Resurrection”。
一番聴きたい曲だったけど、これで終わってしまう。
合唱、そしてジョンのギターに身を委ねて。
ブレイクのあと始まり、延々と続くジャム。弾きまくるジョン。しかし飽きさせることはありません。イアンは誰よりも楽しそうに踊っています。イアン・ブラウンという男は、世界で一番のROSESファンなのでしょう。
演奏が終わると四人は抱擁し合い、同じ時を過ごしたオーディエンスに手を振りました。
そしてイアンが「THE STONE ROSES!!!」と自らのバンドの名を何度も呼び叫びました。
夢のような、そして伝説になるのは間違いない、THE STONE ROSESのリユニオン・ギグが終了しました。

BEADY EYE@FUJI ROCK FESTIVAL’12
01.Four Letter Word
02.Beatles and Stones
03.Bring the Light
04.World Not Set In Stone
05.Rock ‘n’ Roll Star
06.The Roller
07.Standing On The Edge Of Noise
08.The Morning Son
09.Morning Glory
10.Wigwam
11.Sons Of The Stage

THE STONE ROSES@FUJI ROCK FESTIVAL’12
01.I Wanna Be Adored
02.Mersey Paradise
03.(Song For My)Sugar Spun Sister
04.Sally Cinnamon
05.Ten Storey Love Song
06.Where Angels Play
07.Shoot You Down
08.Fools Gold
09.Something’s Burning
10.Waterfall
11.Don’t Stop
12.Love Spreads
13.Made Of Stone
14.This Is The One
15.She Bangs The Drums
16.I Am The Resurrection
[PR]
by modsmiley | 2012-08-04 01:06 | 音楽