本日発売の『週刊SPA!3/20号』で社内二ートの特集が組まれたそうです。
インターネットの記事がtwitterで拡散され、およそ一年ぶりに大きな話題となっています。
誌面の方はより詳しく出ているそうなので、確認をしたいと思っています。
社内失業一周年ブログでは社内失業でもたらされる弊害について書きましたが、
今回はあれから僕がどう過ごしてきたのか、少し綴ろうと思います。
会社はまだ辞めずに続けています。
朝に出社して、デスクに座り、ひたすらインターネットを見て時間を潰し、定時になったら帰るという日々。
こう書くと何て楽なんだろう、あるいは怠け者にも程がある気がしてきますね。
でも、時々凄く辛くなって、突然会社を休んだりもしました。
行く意味がわからないから。
このままじゃいけない、このままじゃいけないと思っても、どう動いていいかわからない、気力が出ない。
資格の勉強でも…資格をたくさん取ったら…という声もありましたが、取りたい資格が思いつきませんでした。
仕事がないということは将来のビジョンが見えず仕事として興味が沸くことが見えづらいのです。
モチベーション、バイタリティが上がった時には転職活動もしています。
とにかく今の会社に残る手はないと考えているため、転職はしなければならないのです。
転職エージェントに相談することにより、書類の書き方などは幾分良くなってきました。
しかし選考に進むのは厳しいようです。
デスクで本を読みたい、何か勉強したい、という思いがあります。
ひたすらインターネットを見るなんて、何て時間の無駄なんだろう。
不安と閉塞感と、同じ社内で働く人の目がある中で、焦燥感にやられる日々です。
アフターは自由とはいえ、中途半端な時間の余らせ具合。
何かに思い切って挑戦するような時間はない。しかし時間がなくてもやる人はやるのだろうと考えたり。
やはり何かに対する情熱と覚悟が足りないのでしょうか。
アフターが自由だからライヴも比較的自由に行ける、平日だろうと遊びやすい。
これは正直手放したくないと思ってしまう自分もいます。
つい最近ですが、データ打ち込み作業の仕事が回ってきました。
そんなことでも物凄く久しぶりの仕事に、嬉しいと思うと同時に恐怖を感じました。
仕事こわい。そんなことを思うまでに自分は落ちてしまったのかと愕然としました。
いざ始まってみると、やっぱり何もないより遥かに良いんですね。
やることがあるおかげで余分なことを考えなくて済むし、仕事があることで人とコミュニケーションすることができます。
会社にいて一言も発さない日も少なくありませんから、本当にそれが嬉しかったです。
会社で仕事がないということは人と話ができないということなんです。
会社でするのは仕事の話。仕事ない=話ない。
うちの職場の雰囲気でもありますが、ちょっとした雑談もデスクではできないので。
やることがあることによるストレスフリー感に驚いていますが、こんなこといつまでも長くは続かないのです。
明日のことを考えた方が良いのには変わりません。
何より、今の仕事は単純作業であり、何もスキルにならず将来に何も繋がないのですから。
働くとはどういうことなのでしょうか。
社会人になって、まる三年が経ちます。
入社当初、こんなことを思うようになるとは夢にも思いませんでした。
いっそのこと会社を辞めて無職になってしまおうかとも時々思います。
集中する時間を作れるから。
…でも、今の状態でそんなことをしても良いことは少ないでしょう。
迷える日々です。
耐えるということはもうとっくに限界を超えてしまっていて、習慣として過ごしているような気がします。
人生は予想がつきません。
きっとある日突然、転機が訪れるのでしょう。
それを信じ、探す努力を。
どうか、どうか。