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ERIC CLAPTON & STEVE WINWOOD JAPAN TOUR 2011@日本武道館

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かつてスーパーグループBlind Faithを組んでいた二人の豪華共演ライヴに行ってきました。
日本武道館3日目、全13公演の第11公演目でした。
それにしても、よくやってくれます。

武道館に着くと、結構な良席。アリーナBブロックの一番前だったので、とてもよく見えました。
当たり前ですが観客の年齢層は高く、前日の毛皮のマリーズとの差は凄いものがありました。
本当に楽しみにしていたライヴがいよいよ開演です。

二人してストラトを手にして登場すると、いきなりBlind Faith唯一のオリジナルアルバムから
「泣きたい気持ち」
あのリフそのままに、スティーブ・ウィンウッドのソウルフルな歌声が響き渡ります。
CDで聴き慣れたあの声。

それぞれのソロで発表された曲とBlind Faithの曲を織り交ぜていくセットリストは心躍らされるものであり、
間に挟まれる“Hoochie Coochie Man”や“Key to the Highway”“Crossroads”などのブルースナンバーはまさに彼らの真髄が味わえる演奏でした。

純粋に演奏の質を言うならば、今年見たライヴの中で確実にナンバーワンでした。
それもそのはず、ドラムはスティーブ・ガット、ベースにウィリー・ウィークスという世界最高峰のリズム隊が支えていました。
心地良いというか、後ろで鳴っていてほしい音が裏切られることなく物凄い精度とグルーヴで鳴らされていました。

ウィンウッドがハモンドオルガンの前に座り、“Georgia on My Mind”を歌い出すとどよめきが上がります。
レイ・チャールズの歌唱で有名なこの曲ですが、まさか生で聴ける日が来ようとは。
オルガンが奏でるノスタルジックな情景と、それに溶け込むウィンウッドの歌声。
曲への愛が感じられる素晴らしい演奏でした。

エリック・クラプトンお得意のブルース“Driftin'”から始まるアコースティックセットもあり、
ウィンウッドがオルガンを弾くこともあれば、二人してマーティンを抱えて演奏することもありました。
マーティンから奏でられるアルペジオの音色は本当に素晴らしく、今まで持っていたアコギの音のイメージとは一線を画するものでした。
個人的にはギブソン系の枯れたジャキッとしたサウンドが好きですが、マーティンはきらめくような音でした。

そしてアコースティックで名曲“Wonderful Tonight”も聴くことができました。
あのフレーズはウィンウッドが弾いていました。

クラプトンがストラトを抱えウィンウッドがオルガンに戻ると、始まったのはスペンサー・ディヴィス・グループの“Gimme Some Lovin'”。
個人的にはウィンウッドといえばこのバンドという印象が強く、モッズが愛したバンドだったのでとても馴染みがあります。
オリジナルに忠実で、ウィンウッドは10代の時と変わらぬ勢いある演奏をしてくれました。

そして本編ラストはジミ・ヘンドリックスの“Voodoo Chile”。
これはもうクラプトンのギターが炸裂でした。彼が神と呼ばれている理由を体感しているようでした。
ひたすら圧倒されていましたが、後で聞いたところによると20分の熱演だったそうです。

アンコールではそれまで座っていた客席(クラプトンのライヴでは座って見るのが常なのです)も立ち上がり楽しみました。
トラフィックの“Dear Mr.Fantasy”から、お馴染みの“Cocaine”。
最後はクラプトンの“She don't lie, she don't lie, she don't lie…”ときて、オーディエンスの“Cocaine!!!”というお約束の締めもありました。

クラプトンもウィンウッドも、よく笑顔を見せてくれ、とても楽しそうに演奏していました。
ブルースは最高の音楽だと実感しました。
2009年にクラプトンを見た時はまだ聴く耳がなくブルースばかりのセットリストに退屈してしまいましたが、
今回は本当に楽しむことができました。

贅沢な夜だったなぁ。

01.Had to Cry Today
02.Low Down
03.After Midnight
04.Presence of the Lord
05.Glad
06.Well All Right
07.Hoochie Coochie Man
08.While You See a Chance
09.Key to the Highway
10.Pearly Queen
11.Crossroads
12.Georgia on My Mind
13.Driftin'
14.That's No Way to Get Along
15.Wonderful Tonight
16.Can't Find My Way Home
17.Gimme Some Lovin'
18.Voodoo Chile
- encore -
19.Dear Mr.Fantasy
20.Cocaine

Eric Clapton(Gt.Vo) / Steve Winwood(Org.Pf.Gt.Vo)
Chris Stainton(Key) / Willie Weeks(Ba) / Steve Gadd(Dr)
Michelle John(Chor) / Sharon White(Chor)
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by modsmiley | 2011-12-21 17:22 | 音楽