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Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011@日本武道館

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ジョン・レノンの31回目の命日に行ってきました。
Dream Powerも昨年は10年目、最後だという噂もありましたが、今年も継続してくれました。
個人的には7年連続の参加であり、恒例行事となっています。

今年は運良くアリーナ2列目のチケットを手に入れ、とても楽しみに当日を迎えました。

ほぼ定刻通りに暗転すると、例の7分間の映像がスクリーンに映されます。
ジョンの生涯をざっと振り返るものです。最後に年号が2011年になり、ジョン・レノン音楽祭の開演です。

ステージには奥田民生さん、吉井和哉さん、斉藤和義さんの姿が。
三人ともセミアコのギターを抱えています。
始まったのは“Gimme Some Truth”。
そしてステージ中央にはジョンが現れます。
おおー!と行きたいところでしたが、前列すぎてステージの仕組みもわかってしまうし肝心のジョンも映像感たっぷりで何だか残念です。2009年に清志郎さんが現れた時にも感じました…。
この演出に限ってはステージからある程度距離のある方が良いようでした。
しかしながら、そんな形であれジョンがステージに立っている姿は目に焼きつくものでした。
ライヴの映像はない曲なので、レコーディングの時の映像。ラフな格好でヘッドフォンをし、歌詞の書かれた紙を手に歌うジョン。
周りでは民生さんと吉井さんと和義さんがギターを弾きコーラスをつけています。
三人はどんな心境だったのでしょうか。

曲が終わるとジョンの姿は消え、そのまま三人はハンドマイクに持ち替え“Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey”を歌いました。
何年か前のオープニングでもこの三人で歌っていた気がします。
それにしても、日本を代表するロックンローラー三人。とても仲が良いそうで、中年(失礼でしょうか)のまったりオーラもあってかとても雰囲気の良い始まりです。

三人が捌けるとステージに現れたのはLOVE PSYCHEDELICOのNAOKIさん。
もはやこのイベントの中心メンバーといえます。
イベントに対する想いを語り、兄と慕っているバックバンドの長田進さんを紹介し、今日は弟を連れてきたとTHE BAWDIESのROYを紹介します。
気合いたっぷりに出てきたROYが歌ったのは“Twist & Shout”“Stand By Me”。
黒いシャウトを得意とする彼にぴったりの選曲でした。
しかしながら、いかんせんシャウトばかりで歌そのものは上手いとはいえず、初登場の人にありがちな空回り感がMC含めて漂いました。
以前からどこが良いのかさっぱりわからなかったバンドでしたが、ますますその意を強くしました。
NAOKIさんのギターはしびれるほどかっこよかったです。

続いてBONNIE PINKさん。
この方も毎年出ていて、出番は比較的序盤が多く、盛り上げ役となっています。
楽しみにしていた衣装はいつもより露出が少なめながら、白いブラウスにユニオンジャックのリボンをつけたこだわりと愛を感じるものでした。
“Help!”に“You've Got To Hide Your Love Away”をとても安定した歌声で聴かせてくれました。
ビートルズから二曲は珍しいような。

セット転換の合間に、今年はMCを務める箭内道彦さんの話がありました。
チャリティについての話。スネオヘアーの渡辺さんと実際に現地に行ったときのことを話していました。

バンドセットと共に登場したのはサニーデイ・サービス。
去年の熱演も記憶に残る曽我部恵一さんは、今年はバンドを率いて出てくれました。
個人的にもこのバンドを見るのは一年ぶり(震災被害で閉館してしまった九段会館でのツアーファイナル以来)で、とても楽しみにしていました。
ラーメン通として有名な独身イケメンベーシストの田中貴さんはリッケンバッカーを抱えていました。
丸山晴茂さんはいつも通りに見えました。
まずは“The Ballad Of John And Yoko”を日本語詞で。正直原曲よりかっこいいような気がしました。
曽我部さんはパーカーを着て黒ブチ眼鏡で、休日のお父さんみたいでしたがかっこいいです。
そしてこれも日本語詞で“Imagine”。サニーデイらしいバラードに仕上がっていました。
一部、清志郎さんと同じ詞が入っていました。

サニーデイが終わると、杏さんが出てきてDream Powerで建設された学校の子供達からの手紙を読んでくれました。
とても綺麗な方で、朗読も心に響くものでした。
その後、再び箭内さんが出てきて「早くも桑田佳祐さんの登場です!」と言い、会場のボルテージは最高潮になりました。

ビートルスーツを身にまとった4人組が大歓声の中現れます。
その中にはテレビで見たそのままの桑田佳祐さんの姿がありました。
チューニングをして、音を出します。「わぁ、日本公演みたい…」と興奮せざるを得ませんでした。
そして始まったのは「ラーラーラ―ララララーラーラ―♪」
まさかの「勝手にシンドバッド」に場内大爆笑。ワンフレーズで違うだろっ!と演奏中断。
再びカウントから“She Love You”です。
以降、計7曲もビートルズナンバーを演奏。完コピぶりが素晴らしかったです。
それもやっているのが桑田さん。もう本当に最高でした。
カジノ、リッケンバッカー、へフナーを駆使して聴き馴れたあの音を完全に再現していました。
MCも饒舌で、お姉さんが毎日ビートルズを聴いて泣いていて気持ち悪かったけど自分も好きになったとか、日本人女性とジョンが結婚したことを知ったお姉さんは泣きやみ家をつきとめ石を投げに行ったとか、とても面白いエピソードがいっぱいでした。
ジョンのことを大将と呼ぶのもまた良かったです。
このイベントに出演することが長年の念願だった桑田さん、最高に楽しませてくれました。
ビートルズ最高!

盛り上がりすぎてイベントが終わったような気持ちでしたが、まだまだライヴは続きます。
菅原文太さんの落ち着いた声が場内に流された後、登場したのはOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDのみなさん。
全く知らない方達でした。一緒にみていた友人がBRAHMANのメンバーであることを教えてくれました。
ヴォーカルをとっていたのは外人の方でしたが、日本語も大変流暢でした。
“Across The Universe”と“(Just Like) Starting Over”をどちらも生楽器が映えるアレンジで演奏してくれました。
とても良かったです。

続いてLOVE PSYCHEDELICOの二人です。
いつも変わらずLOVE & PEACEなパワーに溢れたパフォーマンスをしてくれます。
本人達もお気に入りなのか、過去何度か演奏しているカントリーなアレンジの“Watching The Wheels”。
とても素晴らしくて、たまたま他のイベントで二人にお会いした際に思わず良かったと伝えたこともあり、個人的にも思い入れがあります。
そして元気いっぱいに“Nobody Told Me”をやってくれました。この曲、意外と人気です。

再び杏さんが登場し“Love”の朗読してくれました。
残るは、中年ロックンローラーの三人です。

斉藤和義さんが「いえー」と手を振って登場。
“Rain”です。なかなか演奏されないこの曲、嬉しかったです。
もっとベースの押葉さんに頑張ってほしかったような。
そして“Rock And Roll Music”を日本語で。最近の和義さんらしいメッセージ性も込められた歌詞でした。
かっこいい!
やっぱこれだぜロックンロールミュージック。

続いて奥田民生さん。
次々にこういったメンバーが登場するのはとても豪華だな、と改めて思います。
“Savoy Truffle”を演奏。誰もがあれ?と思いましたが、ジョージ・ハリスンが亡くなって10年ということで、今年はジョージの曲を歌っても良いという話でした。
しかし結局歌ったのは自分だけだったと笑っていました。
民生さんは毎年出ていて、毎年違う曲をやっているせいもあるのでしょう。
そして民生さんらしい選曲な“I’m Only Sleeping”。
ビートルズ中期から後期の曲の開拓を一人推し進めています。
押葉さんが大変そうでしたが、なかなか聴けない曲で嬉しかったです。

残るは吉井さん、と思いきやステージ中央のやや後ろに小さな机が。
これがある時はヨーコさんがパフォーマンスをするということです。
一昨年から毎年続いている彼女のパフォーマンス。
今年も去年同様“Rising”をやってくれました。これはヨーコさん自身の曲です。
日本、立ち上がれというメッセージが強く込められていました。
久しぶりに目の当たりにするヨーコさんのパフォーマンスはやはり圧巻。
バンドもヨーコさんとの共演に慣れてきている様子でした。
琵琶の奏者もいて、和の音色も入ったため新鮮に聴こえました。
この辺りも日本を強く意識しているのでしょうか。

そしてトリの吉井和哉さんの登場です。
「ヨーコさんの後でやるのは非常にプレッシャーを感じます」はもはや決まり文句となりつつあります。
本人は本気でおっしゃっていますが、笑ってしまいます。
「死にたい!」と曲を始めます。毎年演奏している吉井さんによる日本語訳詞の“Yer Blues”。
シャウトにしびれました。
続いて吉井さんが好きな曲で、日本語で歌いたいと思ってネットで検索したら見つけたという「日本一エロいロックンローラー」斉藤和義さんの詞による“Jealous Guy”。
今年は和義さんの「焼きもち焼きの~」を聴きたいなぁと思っていたのですが、まさか吉井さんの声で聴けるとは。
吉井さんが歌うとまた違った哀愁があって良かったです。
そして最後の曲も日本語、忌野清志郎さんの訳詞による“Mother”。
吉井さんのシャウトに、清志郎さんが重なって胸が熱くなりました。
2005年、2007年にこの場所で聴いたこの詞。
行かないで、戻ってきて。

ライヴもエンディングへ。
箭内さんが出演者全員(桑田さん以外)をステージに呼び込み、オノ・コードの時間です。
i ii iii
I LOVE YOU
毎年見ても綺麗です。確実にあたたかく優しい気持ちになるし、そこには愛があります。
感動していたところで吉井さんが“So this is Christmas…”と始めます。あまりにかっこいい瞬間でした。
これをみんなで歌っていると今年も終わるんだと感慨深い気分になります。
“Power To The People”~“Give Peace A Chance”のメドレーで歌い踊りの大盛り上がり。
ヨーコさんもとても楽しそうでした。楽しすぎてわけがわからなくなっている様子でした。
「健康になりましょう」とポーズ。今年のテーマでしょうか。それにしても、かわいいなぁ。
そして忘れていたのをNAOKIさんに促されて
「ひとりで見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる」
とDream Powerのスローガンで締め。

全員で“Imagine”の合唱。
全てが終わりステージから出演者が捌けると、スクリーンに“Imagine”のPVが流されます。
何度見ても飽きない映像。ヨーコさんが扉、窓を開けて部屋に光を入れる。
黄色いサングラスをかけて白いピアノの前に座り歌うジョン。
歌い終わると、隣に座るヨーコさんと目を合わせて、kiss。
歓声と拍手に包まれ、3時間強のイベントの幕は閉じました。

IMAGINE PEACE!!!

01. Gimme Some Truth - John Lennon with 奥田民生 吉井和哉 斉藤和義
02. Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey - 奥田民生 吉井和哉 斉藤和義
03. Twist & Shout - ROY(THE BAWDIES) with NAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)
04. Stand By Me - ROY(THE BAWDIES) with NAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)
05. Help! - BONNIE PINK
06. You've Got To Hide Your Love Away - BONNIE PINK
《MC》箭内道彦(チャリティについて)
07. The Ballad Of John And Yoko (訳詞) - サニーデイ・サービス
08. Imagine (訳詞) - サニーデイ・サービス
《朗読》杏(各国の子どもたちからの手紙紹介)
《映像》過去のライヴで支援した全107校の写真
《MC》箭内道彦(桑田佳祐さん呼び込み)
09. She Loves You - 桑田佳祐
10. You Can't Do That - 桑田佳祐
11. I Should Have Known Better - 桑田佳祐
12. I'm A Loser - 桑田佳祐
13. It's Only Love - 桑田佳祐
14. I Feel Fine - 桑田佳祐
15. Slow Down - 桑田佳祐
《映像と朗読》Imagine - 菅原文太
16. Across The Universe - OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
17. (Just Like) Starting Over - OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
《映像》Power To The People
18. Watching The Wheels - LOVE PSYCHEDELICO
19. Nobody Told Me - LOVE PSYCHEDELICO
《朗読》Love - 杏
20. Rain - 斉藤和義
21. Rock And Roll Music (訳詞) - 斉藤和義
22. Savoy Truffle (George Harrison) - 奥田民生
23. I'm Only Sleeping - 奥田民生
24. Rising - オノ・ヨーコ
25. Yer Blues (訳詞) - 吉井和哉
26. Jealous Guy (訳詞:斉藤和義) - 吉井和哉
27. Mother (訳詞:忌野清志郎) - 吉井和哉
《MC》箭内道彦(出演者呼び込み~オノ・コード)
28. Happy Xmas (War Is Over)
29. Power To The People~Give Peace A Chance
30. Imagine
《映像》Imagine

トリビュート・バンド「Dr. Winston O'Boogie」
和田春彦(Key) / 斎藤有太(Key) / 長田進(Gt)
土屋潔(Gt) / 押葉真吾(Ba) / 古田たかし(Dr)

桑田佳祐バンド
桑田佳祐(Vo.Gt) / 斎藤誠(Gt) / 角田俊介(Ba)
河村“カースケ”智康(Dr) / 深町栄(Key)
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by modsmiley | 2011-12-15 16:54 | 音楽